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読書の記録です。

3週連続放送!

東野圭吾さんの小説が、3週連続でドラマ化!
だいぶ前から思ってたけど、東野さん、もう、働かなくても生きていけるのでは・・・。

第一回は「11文字の殺人」

主演は永作博美さん。永作さん、年とったなあー、とそこばっかり目がいってしまった・・・。冬美さん役の星野真里さんが、眼鏡が似合っててステキでした。知らない女優さんだったのですが、要チェックです!あとは~、足達裕美さんとか石黒賢さんとか知ってる人はいたけど、いまいちぱっとしないキャスティングで、華が無かったような。
原作がどのような展開だったのかは知らないのですが・・・。やはりテレビドラマでは、縛りが多いせいかトリックが今ひとつにならざるをえませんね。途中まで犯人だと思っていた人が殺されたりして、そこはびっくりしましたが、結果的に正解でしたなー。完全正解ではないけど、私にしては上出来で、満足。うふふ。
冬美さんの手料理が、やたらおいしそうでした。きのこ雑炊とか。
あまり期待せずに見ていたのですが、なかなかきれいにまとまっていたと思います。

★追記★

第二回は「ブルータスの心臓」

主演は藤原竜也さん。カイジといい、童顔の藤原さんがちょっと悪い役をすると無理してるように見えちゃうんですよねー。小説を読んでないので、実はハマリ役かもしれないですが・・・。
まあ、このようなずる賢いタイプが、あのような短絡的な話にほいほい乗っかるのも妙な話ではありますな。共犯者を作るリスクを犯すよりは、一人で行動しそうだ。そもそも、やたらとトランプを使いたがるところがすでに怪しい。笑。3人しかいないのに、匿名で投票したってバレバレっすよー。
トリックとか過去のいきさつは不明なまま、勘で(消去法で?)犯人は当てましたが・・・。全体的に後味が悪かったですねえ。被害者はみんな悪いことしてるもんで、自業自得だし。結局、社長は無傷だったわけですし。どうあがこうと、支配されるものは支配されるままなのかな・・・と、せつなくなりました。

★追記2★

第三回は「回廊亭殺人事件」

主演は常盤貴子さん。特殊メイクもあったりしたせいか、やっぱり顔つきがコワイ・・・。
最後の爆破シーンの強引さに吹いてしまいました。そうか、困った時はとりあえずガス爆発でお茶を濁せと、そういうことですね、東野先生!
出てきた瞬間に、国生さゆりがただの女将役であるはずがない!と。笑。あとは、悲しいことに、かっこいい人が容姿の良くない女性を好きになるという設定自体が怪しさ全開、というところからの推理(ではない)を立てました。入れ替わりまではわからなかったけど、まあまあ予想通りでした。
小説では、お婆さんのほうに化けるという設定だったそうですね。これはそのままでは厳しいところだったでしょうから、変更して良かったのかなと思いました。この入れ替わりがいつばれるのかというところもハラハラでした。なんせ、嘘が苦手な人なもんで。
回廊亭と題名に冠している割には、あんまり設定が生かされていないような・・・?建物トリックとしてはいまいちかなあ・・・。なんか、最後灯油(?)をふりかけて、無理心中しようとしたのかなと思ったんですが、火つきました?あれ、燃えてました?という、良くわからない幕切れでした。遺産は結局、息子たちに配分されるのかな?


次に映像化されるのはどの作品でしょうか~?
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