「ザレゴトディクショナル」
戯言シリーズにまつわる様々な言葉を、著者自らが解説。ネタバレ要素満載につき完全袋とじ。これさえ読めば、戯言シリーズの謎がほんの少し解決するかも?
立ち読みしようと思ったら袋とじで、むきー!となった本。いえ、辞書。
図書館で見つけたので、借りてきました。「ネコソギラジカル」のエンディングに非常に腹が立ったゆえに、全巻売り払ってきてしまったんですよねー。今から思えば、サイコロジカルまでは置いてても良かったかも。と思ったり。
本書はいわゆるファンブックというもので、戯言シリーズを全巻読んだ方向け。一番最後に読むことをオススメします。というか、最後に読まないと駄目。
当然のことながら、いーちゃんの名前は明かされず、これからも明かされることがないと判明しました・・・。他にも色々裏話がのっています。呪い名とか殺し名には興味が無いので、その辺つまらなかったなー。西尾さんが回文好きだということがわかったのが、なんだかうれしかった。あとは、英題が好きだったので、その辺の話はおもしろかった。やっぱり造語なんだ。そうだよね!
これを読んではじめて、森博嗣さんとの共通点の多さに気がつきました。遅い、遅いよ自分!
「どこかに行きたいと思うこと。
ここに居たくないと思うこと。
違うかと言われれば、それは一緒のこと。」
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