「チャット隠れ鬼」 本 2007年08月09日 山口雅也/光文社私立神名川学院の教諭、祭戸浩実はインターネット上を監視する「サイバー・エンジェル」の候補に選ばれる。段々チャットにのめり込みだした祭戸は、ある事件に巻き込まれようとしていた。ネットの匿名性にスポットを当てた本。チャットなだけに、横書きの本。確かに、やろうと思えば別人になれますよねー。実は私が男だったりすることもありえるのです。いえ、女ですけど。まあ、人に迷惑かけなきゃ個人の自由だと思います。犯人は、ミステリを読む時の野生のカン(なんとなくこいつが怪しいという奴)で、すぐ目星はつきます。が、きゃっとちゃんにしてやられたというか。後半一気に謎解きで祭戸がやたら活躍してるんですが、あまりのキレ具合に、この人オタ茶なんだよね?という疑問が浮上したり。テンポがいいので、とても読みやすかった。チャット・・・。私には無理そう・・・。色々とセンスが要求されるんですねえ。大変だ。 PR