「逆回りのお散歩」
確かに起こったはずなのに、その「デモ」は無かったことにされた。炎上、ステマ、電突、ネット右翼。「見えない戦争」を巡る新たな問題作。
好きなタイプの作品ではなかった!残念!
最近は残念な気分になることが多いなあ・・・。ま、そういうときもあるさ。
「となり町戦争」「コロヨシ!シリーズ」なんかが、私の苦手な雰囲気でして・・・。あれ、私、置いてきぼりにされた?っていう感じで、いまいち共感できないんですよね・・・。これは、「となり町戦争」の系列に入るようです。短編は「となり町戦争」のスピンオフ。今頃スピンオフを読んでも、何が何やら・・・。
で、本編は、A市とC町の合併問題を巡るお話です。・・・。・・・えーと、話自体が、もう、どうでもいいよ・・・。
そのー、ネットの炎上とかね、デモ行進とか、スパイとか、情報戦に対する警鐘みたいなのもあり、主人公が、無関心であることをやめて、問題に取り組むようになったり・・・みたいなことが書かれています。しかし、私にとってこの本の内容は、「政治家の愛人だった主人公が、昔の初恋の相手と再会。彼に影響されて、合併問題に首をつっこんでいく。彼女は、自分なりに考えた結果、政治家と主義者の密会映像をネットに垂れ流し、それで反対派が復活するか様子を見ることにしましたとさ。」こんな感じです。
結局、他力本願じゃん!
で。結局、これが何だっていうのさ?
PR