「蒲公英草紙」 本 2007年08月27日 恩田陸/集英社舞台は20世紀初頭の東北の農村。旧家のお嬢様の話し相手を務める少女・峰子の視点から語られる、不思議な一族の運命。切なさと懐かしさが交錯する感動長編。 常野物語というシリーズの一部のようです。読むのははじめて。超能力者の一族の話なわけですね。途中までのだらーっとした雰囲気から一転、後半のシビアな展開に驚きました。もっと生ぬるく終わるかと思っていたので。うーん、ファンタジーとしては中途半端・・・。特に感動もしなかった私としては、結局これは何なの?という感想しかなく・・・。いまいちでした。表紙はかわいいのに。読後はその後の展開が少し気になりましたが、今となってはかなりどうでもいいですね。 PR