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読書の記録です。

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「the TEAM」

井上夢人/集英社

盲目で難聴の人気霊導師、能城あや子。百発百中の"霊視"を支えるのは、彼女の仲間たちだった。過去の事件の真相や、不思議な現象の真実を次から次へと暴き出すミステリー短編集。

怪奇現象に理由づけがされたら、どんなにかすっきりすることだろう、と思いました。手段は、あまり褒められたものではありません。でも、こういった優しい嘘なら許せるかなあ。でも、家に入られるのはやだなあ・・・。
井上夢人さんと言えば、以前にもちらりと触れた「風が吹けば桶屋がもうかる」がとてもおもしろいですよ!この作品のインパクトが強すぎて、他にも2冊ほど読んだのですが、いまいちーって感じでした。今回も、確かにおもしろいのですが、インパクト不足は否定できないなあ。
現代の情報収集で避けては通れないインターネット。本当に作家さんにとっては、大変な世の中だよなあ・・・と思います。金田一さんなんか、ちょっと調べ物をしに東京へ帰るために、フツーに何日間か消えたりしますもんね。笑。で、その間に何人か殺されちゃうという・・・。
現代では、そんな事はありえないわけで。社内LAN、ウイルスプログラム、掲示板・・・等々、うまくネットとパソコンが活用されていると思います。あくまで素人目なので、プロのプログラマーさんが見たら、また違う粗が見えてくるのかな?ミステリー好きのSEは多そう。ミステリーとインターネットの融合は難しい・・・。


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