忍者ブログ
読書の記録です。

「七人の武器屋 天下一武器屋祭からの招待状!」

大楽絢太/富士見書房

大雪の重みに耐えられず、エクス・ガリバーが潰れてしまった。店を再建するため、「天下一武器屋祭」に参加することにした七人。しかし、大陸横断列車の旅はトラブル続き・・・。青春経営ファンタジー、行商編。

見つからないー。と言っていた第3巻。足を延ばした本屋さんで、意外とあっさり見つかりました。
本番の「天下一武器屋祭」は次巻で、今回は会場に着くまでの旅行編。「これはページを割きすぎでは・・・?」と、中だるみが心配されたのですが、なかなかテンポ良く1冊読めてしまいました。まあ、列車のルールあたりは、こじつけというか・・・。そんなミスはまずあり得ないと思ってしまいましたが。
特にマーガスたちの行商は良かったなあ。恐竜乗りたい~。私は、夜の告白大会もしたけど、枕投げで暴れていた思い出の方が強い・・・。衝撃的に鈍感なドノヴァンがおもしろかった。笑。マーガスは個性が無いという個性でいいじゃないか。え、良くない?
あとはー、ミニィの初恋の人がちょっと大げさだなあ、と。いやー、会えたらおもしろいだろうけど、魂抜き取られるほど気をとられないよね。と、年寄りクサイわー。
毎回男前なイッコさんですが、今回は特に男前でした。啖呵を切る女の人って大好き!次回無事に復活してくれればいいんだけど・・・。武器屋祭って、何で勝負するのかも気になりつつ。また間を空けて。


PR