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読書の記録です。

「七度狐」

大倉崇裕/東京創元社

「季刊落語」編集部は間宮緑と牧大路の総員2名。新米編集者・緑は牧の代わりに春華亭古秋一門会の取材を命じられるが・・・。
オーソドックスなミステリー、という感じ。そつが無い代わりにインパクトに欠けるというか。
でも、私はこういう裏切られない展開というのも好きですよー。読後はともかく、読んでる間は楽しいし。
それにしても、私は安楽椅子探偵というものがどうも好きになれない。「事件は現場で起きてるんだー!」と叫ばずにいられるワトソン役達は、ある意味えらいです。
落語は「時そば」くらいしか知らない私ですが、わかりやすかったです。たまには落語を聴きにいくのもよろしいかもー。


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