「配達あかずきん」 本 2007年09月06日 大崎梢/東京創元社近所の老人に頼まれた謎の探求書リスト、コミック購入後に失踪した母の行方を捜す女性、配達したばかりの雑誌に挟まれていた盗撮写真。駅ビル内の書店・成風堂書店を舞台に、書店員の杏子と多絵が5つの謎を解く。「こんな本探してるんですけど・・・。」本屋さんでたまーに見かける光景です。私なんか、わからなかったらあきらめちゃうんですけど、ちゃんと書店員さんに聞く人がいるんですよねー。素晴らしい。そいで、その対応が冷たかったりすると、全然関係ない自分までイヤな気分になったりします。だから、お客さんに親身になってあげて、ついでに事件まで解決してしまう成風堂の店員さんたちは、書店員の鏡!あー、私も販売員ではないのですが、お客様へ対応する時は見習わねばならんなあと思いました。まず、人の顔を名前を覚えないといかんよね。うん。おもしろい題名と、表紙に魅かれたのですが、内容はオーソドックス。本屋さんの日常を損なわない事件で良かったと思います。知られざる本屋さんの実態が明らかになったりして、おもしろかったです。雑誌って配達してるのねー。「六冊目のメッセージ」が好きでした。ロマンチックー。笑。あと、「パンダは囁く」。パンダを持ってくるとは・・・!あれかわいいですよね(うっとり)。yomyomは読んでないんですけど。私、不思議と今まで本屋さんで働こうとは思わなかったんですが、いいかも・・・。と転職を夢見てみたり。笑。 PR