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読書の記録です。

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「配達あかずきん」

大崎梢/東京創元社

近所の老人に頼まれた謎の探求書リスト、コミック購入後に失踪した母の行方を捜す女性、配達したばかりの雑誌に挟まれていた盗撮写真。駅ビル内の書店・成風堂書店を舞台に、書店員の杏子と多絵が5つの謎を解く。

「こんな本探してるんですけど・・・。」
本屋さんでたまーに見かける光景です。私なんか、わからなかったらあきらめちゃうんですけど、ちゃんと書店員さんに聞く人がいるんですよねー。素晴らしい。
そいで、その対応が冷たかったりすると、全然関係ない自分までイヤな気分になったりします。だから、お客さんに親身になってあげて、ついでに事件まで解決してしまう成風堂の店員さんたちは、書店員の鏡!あー、私も販売員ではないのですが、お客様へ対応する時は見習わねばならんなあと思いました。まず、人の顔を名前を覚えないといかんよね。うん。
おもしろい題名と、表紙に魅かれたのですが、内容はオーソドックス。本屋さんの日常を損なわない事件で良かったと思います。知られざる本屋さんの実態が明らかになったりして、おもしろかったです。雑誌って配達してるのねー。
「六冊目のメッセージ」が好きでした。ロマンチックー。笑。あと、「パンダは囁く」。パンダを持ってくるとは・・・!あれかわいいですよね(うっとり)。yomyomは読んでないんですけど。
私、不思議と今まで本屋さんで働こうとは思わなかったんですが、いいかも・・・。と転職を夢見てみたり。笑。


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