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読書の記録です。

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「クジラの彼」

有川浩/角川書店

「沈む」んじゃなくて「潜る」。潜水艦とクジラと同じだから。
人数あわせのために合コンに呼ばれた聡子。そこで出会った冬原は潜水艦乗りだった。いつ出かけてしまうか、いつ帰ってくるのかわからない。そんな彼とのレンアイには、いつも大きな海が横たわる。

有川さんって言えば、私、最初男の人やと思ってたんですよねえ。ダ・ヴィンチで写真見てびっくりしました。実際、作品を読んでみれば、すごく女性的な感じがするのですが。
さて、前回読んだ、「レインツリーの国」もラブストーリーでしたが、それ以上の甘さで攻めてきた今作。入り込むまでがしんどかったです・・・。私の場合、恋愛小説はいつも、始めがしんどいんですねー・・・。ただ、入った後は、身悶えしながら楽しみました。この、ツンデレっぷりが、たまらないないのよう!強いけどかわいいって、反則だよなあ。
舞台は自衛隊。主人公は、自衛官たち。いくらなんでも、自衛官は恋愛なんてしないとは思いませんが、こんなに障害が多いとも思っていませんでした。大変そうだわー。
「ファイターパイロットの君」「国防レンアイ」「クジラの彼」がすきだなー。飛行機にときめく光稀さんが、かわいい~。あれですね、男の胸キュンは、女でもキュンとしちゃいますね!笑。「空の中」「海の底」からのスピンアウトの作品もあったということで・・・。「図書館戦争」シリーズはいつか読もうと思ってたけど、まさか圏外の作品にまで興味がわくことになろうとは、思ってもいませんでした。気持ちよく思惑に乗ってやろうじゃないのさ。この商売上手!


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