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読書の記録です。

「悪夢はダブルでやってくる」

浅暮三文/小学館

あなたがマーケットで買ってきたカンヅメを開けると「ポン」という音とともに、魔法使いが出現した。望みを叶えると言い張る魔法使いと、意地でも魔法使いの言うことを聞かないあなた。そして、逃走は世界を駆け巡る。

思惑外れてファンタジーでした。
しかし、いい意味で裏切られて良かった。色んなところで小ワザが効いてます。
もうね、「自分が餃子だったら・・・。」でわしづかみにされました。
カンヅメに閉じ込められる呪いというのもかわいいではないですか!
もういい加減望みを言っちゃえば、解放されるのに~。とやきもきしていた私ですが、ラストにはちょっとびっくり。ハッピーエンドと言えば、ハッピーエンド・・・なのでしょうか・・・。ちょっと判断がつきかねます。
遊び心あふれた一冊。気分転換に、ちょっとチャレンジしてみませんか?



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