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読書の記録です。

「我が心求めよ悪魔」

秋田禎信/富士見書房

蟲の剣を奪われ、ロッテーシャはエドにより重傷を負った。成り行きでロッテも一行に加わり、自治都市アーバンラマを訪れる。様々な思惑が入り乱れる中、オーフェンたちは再びライアンとヘルパートの奇襲を受ける。

ウィノナが出てきましたな~。いたな~、こんな人~。最近こんなのばっかりだ~。もう、すでに物語を見失いつつあります。
前巻でばっさり殺られてしまったロッテさんの怨念がこもりにこもってまして、本筋を見失いそうになりますね。なんか、ホントはヨリを戻したいんじゃないかな~。と想像してみる。指摘したって認めやしない頑固者っぽい。しかし、ロッテの全裸にふいをつかれるなんて、オーフェンったらやっぱり初心ねえ・・・。このラッキースケベ!・・・とか言ってる場合じゃない展開なんですけど。ロッテさんのこの行動は、さんざん世話になったのに、恩を仇で返すようなやりかたで感心できない。
本筋は、ドラゴン種族とコルゴンが属する領主派との戦いに、オーフェンは巻き込まれてゆく、といったところでしょうか。オーフェンとクリーオウ、マジクは分断され、クリーオウとマジクはライアンの罠にかかります。クリーオウの意識は一体どこへ?そしてマジクはどうなってしまったのか?アスラリエルが街中に出現した意図とは?そして、最大の謎は、コルゴン何考えてんのさ?わからない人だよ・・・。
最近、本当にマジクが報われない。笑。驚異的なスピードで魔術の腕を上げているのに、まったくの役立たず呼ばわりされてるし・・・。チャイルドマン教室の生徒はもちろん、ドラゴン種族は最強だもんなー。まわりが強すぎるんだよねえ・・・。ホント、ついてないよね・・・。
ティッシ姉さん、やっと再登場!


「・・・・・・あなたは、エドと同じです」

「わたしに優しくない」


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