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読書の記録です。

「これで終わりと思うなよ!」

秋田禎信/富士見書房

どこまでいってもとことん不幸。はてしなきなんでもありファンタジー!書き下ろしも加えた、無謀編・最終巻!

実は、無謀編はドラマガ本誌で読んでいたため、途中までしか文庫を読んでなかったんですよねー。こんなにボーナストラックがあったなら、最終巻だけでも読んでおけばよかったなあ。何はともあれ、本編+無謀編と読んできたオーフェンもひと段落しました。中だるみもありましたが、私にしては良く続いたほうだと思います。
「これで終わりと思うなよ!」私が雑誌で読んだのは、ここまで。お馴染みの顔ぶれがいなくなって、なんだかいつもと勝手が違う最終回。なんか気の抜けた炭酸飲料みたいな最終回。そんな印象だったように思います。私にとって、無謀編って、なんかバタバタしているもんなので、このしっとりした感じが違和感だったのかなー。やっぱり不完全燃焼・・・。
「これはいったいなんなんだ!?」こちらは増刊に掲載されたものらしいです。どっちかというと、こちらの方が、無謀編っぽい最終回でした。オーフェンがお金を稼いでくると、何かが起こる・・・。ところでサマンサはお金を回収しに来なくて良かったのかしら?ラシィの上司ってハーティアだよなあ、やっぱり・・・。
「そこまで責任持てねえよ!」オーフェンの娘・ラッツベインの話。続編のプロトタイプみたいな感じかな?それか、続編のさらに何年後かの(一人立ちしてからの)話か・・・。労働に不向きなところは、父親そっくりー。性格までそっくりじゃなくて良かったね・・・。性格は師匠寄りかな?
「ぼくのせんせいは」プレオーフェン・最終編。最終編にして、一番若かりしころの話。地獄四人衆VSチャイルドマン教師。どんなに最悪の状況にあっても、活路を見出してきたオーフェンの原点は、こんな小さな時からあったんだなあ・・・。



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