「ラブコメ今昔」 本 2013年05月12日 有川浩/角川書店乙女だっておっさんだってオタクだって人妻だって、恋がなければ生きてゆけない。ベタ甘ラブに耐性のない方お断り(もしくはこの機会に溺れてみる?)。の最強短編集。 超久しぶりに本の感想を書く!緊張する!最近、有川さん作品の映像化が重なってて、東野圭吾大先生に続く売れっ子さんになりましたね。とりあえず、「空飛ぶ広報室」(ドラマ)を見てみました。私、ガッキー大好きなもんで。・・・う~ん。悪くないんだけど、こう、先が読めるドラマって、何かインパクトが無いと視聴するモチベーションを維持するのが難しいんですよね~。「阪急電車」もいまいちだったな・・・とか思い出してしまいました。何であれ、原作と違う良さを出すのって難しい!とにかく、ガッキーはかわいいなあ(結局そこ。)。で、本です。自衛隊を舞台にした、短編のアンソロジー。恋愛小説、というには軽めのタッチで、「ラブコメ」という題名はぴったりだなあと思いました。著者の作品には甘酸っぱい爽やかな感じの恋愛小説が多いかな、という印象があります。色んなシチュエーションで、工夫されてはいるのですが、やはり土台が一緒なので途中で飽きてきてしまいました。さらに、残念ながら、きゅんと来るであろうセリフの数々が全くきゅんと来ない・・・。なぜだ・・・。私の中の乙女回路はもう役立たずなのか・・・。涙。千尋ちゃんの押しの強さはおもしろかったです。ぐいぐい。そんなわけで、物語には乗れませんでしたが、すらすらっと読めました。 PR