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読書の記録です。

「最後の願い」

光原百合/光文社

劇団Φを立ち上げた度会と、劇団員が様々な謎に遭遇し仲間の輪を広げていく。

推理と同時に、心の中のわだかまりを溶かしていく様は、まるでカウンセラーのようです。謎解きはシンプルな印象。動機もトリックも大体の予測がつく範囲。で、これで頭の回転がいいとか言うのは少しオーバーでは。個人的に、度会・風見・吉井(だっけ?)の三人のコントのような絡みが好きです。
最後まで、表題の意図がわからなかったのですが、私の読みが足りないのでしょうか。そうですか・・・。

私はお芝居を観るのは好きですが、役者の人とはどうも相性が良くないようです。過去に劇団の人数名とちょびっと話をしたことがあるのですが、全然波長が合わなかった・・・。


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