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読書の記録です。

「煉獄のエスクード 3」

貴子潤一郎/富士見書房

ある高校で教師や生徒の失踪事件が続発。捜査を開始した深津薫は旧校舎の地下で魔獣ケルベロスの遺骸を発見する。魔術師ルーシアと共に魔獣を調べるが、遺骸に仕掛けられた魔法によって二人は謎の光に飲み込まれてしまった。

こっ、これがウワサのツンデレ娘・・・!(違います)
コンタクトはそんなに簡単につけ外しできないと思うのですが・・・。ケースとか保存液とか持ち歩いてるんでしょーか。眼鏡とコンタクトを使い分ける設定にした意図が良くわからない。
構成がわかりやすいだけに、読者の立場としては、登場人物がカラクリに気付くのが遅すぎてイライラしたり。主人公が元の世界に戻ってこれないわけがないので、最後まで一番気になっていたのが、長谷川司祭の生死だったというのは内緒の話です。絶対死なないだろうと思っていた登場人物の一人なので。いやいや、ご無事で何よりです。
真澄さんが登場したのは嬉しいのですが、やはり使徒なのねーと感じる表現が多々あり複雑・・・。でも、実は魔族がそんなに嫌いではない自分を再発見しつつあるのです!自分の欲望に忠実に行動しているところとか、独自のポリシーを持ってるところとか、結構好きです。アロマさんは今後どうからんでくるのでしょうかね。
最後に残念だったのが、挿絵がパワーダウンしていたこと・・・。涙。


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