「「思考」を育てる100の講義」
「考える」うえで、何を発信し、どう受け止めるのか? 累計1300万部を超える人気作家が説く、自分だけの思考を育てるヒント!
率直な物言いがステキな森さん。
最近、おもしろい人に会ってないなーと思い、森さんのエッセイを読んでみようと思ったのでした。自分もまあまあ普通の人なので、他人におもしろさを要求するのもワガママだよなーと思います。・・・が、それにしても、今の職場の人々はザ・真面目!すぎやしないか・・・。グチグチ・・・。
まあ、で、久しぶりに森さんのエッセイを読みました。そして新たな発見をしました。森さんは、話の切り口がおもしろいのですが、着地点は至極まっとうだなと。「ふーん」とは思っても、「おおっ!」という目からウロコ的な話はあんまりなかったような・・・。そもそも、講義とか題名につけちゃってますけど、これ、ただのエッセイですからねえ。ちょっと期待ハズレでした。
これまで、森さんの育児の話は読んだことがなかったので、「ああ、子供いたんだ」と森情報がひとつ増えました。あと、シェルティも2頭になったんですねえ。あんまり作家さんって、印税の話しないですけど、森さんは結構オープンな感じですよね。さらっと、もうお金たくさん稼いじゃったよって書かれると、イラッと来ます。笑。大学はとっくの昔に退職し、執筆は1日1時間、あとは趣味というまさに「人生の楽園」的生活を送られているようです。しかし、執筆1日1時間って・・・。いや、私は小説書いたことないし、わかんないけど、作家のイメージからかけ離れすぎてる。笑。時間と質は必ずしも比例関係にないと思うけど、それにしてももっと作品に心血を注いでいると形だけでも言ったらいいのに。
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