「シャドウ」 本 2008年01月17日 道尾秀介/東京創元社小学5年生の凰介は母を亡くし、父・洋一郎との二人だけの暮らしが始まった。だが数日後、幼馴染みの亜紀の母親が医科大学の研究棟で自殺を遂げる。そして亜紀が事故に遭い、洋一郎までもが…。少年が苦悩の果てに辿り着いた驚愕の真実とは?またしても鮮やかに騙されてしまった。「こういう道筋を辿ってきたならば、こうあるべきだろう」という思い込みを上手く利用されました・・・。本当に、洋一郎のどんでん返しにはびっくりしましたよー。最悪な印象だったのが、すごくいい印象に180度変わりました。それにしても、「向日葵の~」に続いて、大人顔負けの子供たちです。ただ、今回は、そんな子供より大人な洋一郎が居たので、なんだか救われた気分になりました。やっぱり子供は子供だよな、っていう部分がないと、すごく不安になります。だって、この子たち頭良いんだもん!私が小5の時は、ドッヂボールとか交換日記してたりとか?今の小学生は、もっと悩み多き年頃なのでしょうか・・・。時代は変わった・・・。表紙がですね、あの白いもやっとしたものはなんだろうと、お好み焼きを食べながらしばらく考えていたのを、すごく覚えています。あんまり表紙でここまで考えることってないので・・・。ゴミ袋が発光してるのかと思った・・・。えー、正解は本文を読めばすぐわかっちゃうようなもんだったんですけどね。「自分はいつまでも「守るべき存在」ではいられない。 意志を持って行動しなければならない。」 PR