「怪笑小説」
ばかばかしくて、クスリと笑える短編集。でも、ちょっと考えさせられることも・・・。
おもしろいだけじゃありません。
一作ずつについている著者のあとがきも必読ですよ~。
「一徹おやじ」と「しかばね台分譲住宅」が好きです。発想がおもしろい!
「あるジーサンに線香を」は少しほろりとしました。文体が「アルジャーノンに花束を」に似ているなあと思っていたら、やはり狙って書かれていたようで。
「アルジャーノンに花束を」と言えば、中学生の時にこの本を読んで号泣したなあ、と懐かしくなりました。今もう一度読んでも、やっぱり泣いてしまうと思います。
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