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読書の記録です。

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「ジョン平と去っていった猫」

大西科学/ソフトバンククリエイティブ

高校二年から三年に上がる前の春休み。重とジョン平が化学室のドアを開けると、そこには見慣れない女の子が立っていた。岡崎三葉と名乗った女の子は、追っ手からかくまってほしいと二人に告げる。

正直、2巻が出ているのを発見した時は「えっ、続いてるの?」と思ったものです。しかし、思い返せば、終わりの方で意味深な忠告をされたり、何かが起こりそうな予感を漂わせてはいたんだよね・・・。このゆるゆるーな調子で、果たしてどこまで続くのか。ちょっと厳しいかも。
前作の事件の背後がすこーし明らかになった今作。一高校生の重とゆる犬のジョン平が、またまた騒動に巻き込まれます。三葉の色仕掛け(実は違う)にはまりそうになった時は、「正気を保てっ!」と活を入れながら読んでましたとも。いやー、私やったら、即先生に引き渡してます。能力の効果を差し引いても、三葉を見放さなかった重は本当にいい子だなあ、と。いい子と言えば、ちゃんと怒ってくれる相棒のジョン平もいい子。本当に魔法使いと使い魔の関係がいいな。今度の伏線は、エンダーの意味深な態度でしょうか。エンダーは一体何を知っているのかー。
またまた寧先生も登場しまして、すでに出ている3巻での出番が楽しみなところです。かわいいジョン平ラブですが、私、やはり、きれいなお姉さんも好きなのです。


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