忍者ブログ
読書の記録です。

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

「十月は二人三脚の消去法推理」

霧舎巧/講談社

十月。霧舎学園の秋の行事第一弾は体育祭。琴葉と棚彦は体育祭実行委員に据えられる。準備の真っ最中の本番一週間前、校内で不審火が発生。パソコン教室のメールに残された「十月十日の殺人」との関連は?

今回は消去法推理がテーマです。あんまり、消去法推理モノって読んだ記憶が残ってないんだよなあ。外堀から埋める感じ?これぞ、ミステリの謎解き!って感じで。意外なところから、犯人を持ってきたかっただけじゃないの~?という考えが、毎回ちらりと脳裏をかすめるんですが、今回は論理的で良かった。学園ラブコメにふさわしくない、ドロドロした動機でしたが・・・。
毎回、霧舎学園ミステリ白書に関する伏線が出てくるんですが、全く活用できていない私・・・。学園見取り図も、おまけのプログラムすら、活用できない子です。流されるまま。白書を作って図書室に並べることに、何の意味があるんだろう?すべてが揃ったら、何かのメッセージが見えてくるのかなあ・・・。
ちょうど、少女マンガにはまっている時期だったせいか、全然ラブコメじゃないよ・・・って感じました。ちょっとヤキモチ焼いてみました、程度。振り返れば、前作(九月は~)も、ラブコメは停滞気味だった模様なので、もしやこれはマンネリ化?伝説達成前に倦怠期カップルに!?四月では、出会いがしらにぶつかった拍子のキスなんていう化石もののネタを披露していたのにー。
八重ちゃんって誰だ!いや、いたのは覚えてるんだけど、事件を忘れてしまったー。痛恨のミス!次は文化祭で、見立て殺人か~。琴葉ママは、いい加減子離れをするべきだと思う。・・・うっとうしい・・・(ぼそっ)。


PR