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読書の記録です。

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「我が森に集え狼」

秋田禎信/富士見書房

ここはキエサルヒマ大陸最後の秘境『フェンリルの森』。ディープ・ドラゴン=フェンリルを神と崇める信者に、マジクがさらわれた。オーフェンは救出に向かうが、教会の元教師と暗殺者が立ちふさがる。

マジク、ハートブレイクの巻。笑。
正直、フィエナは地味でうじうじしているし、私には魅力が感じられなかったのですが・・・。クリーオウの刺激に当てられていると、あの大人しそうな感じがいいのかしらん。
ドラゴン種族の中で、私のお気に入りがディープドラゴン!彼らは最強の戦士。魔術には、視線を用いており、無駄な音を発することもなく、静かな美しい獣。“深淵の狼”と呼ばれるように、大きな狼さんの姿をしています。そして、この巻からオーフェンご一行に、このディープ・ドラゴンの子供・レキが加わることになります。レキは本当にかわいい子でして、私だけでなく、たくさんの読者が虜になったことと思います。笑。記憶があやふやなのですが、レキって最後の方で群れに戻ったんだっけ・・・?
オーフェンたちは、マジクを《牙の塔》に登録するために、トトカンタ市を目指している途中、フェンリルの森に入る。そこには、ドラゴン信仰者が集う“偉大なる心臓”村があった。マジクは、村の巫女・フィエナを助けようとして、村の指導者・マクドガルたち信者に拉致される。オーフェンは救出を試みるが、戦闘の最中現れたディープ・ドラゴンに精神攻撃を受け、囚われてしまう・・・。と、今度はディープ・ドラゴンと一戦交えます。さすがのオーフェンも、ドラゴン種族相手では一発KO負け。ああ、カッコいいわ、ディープ・ドラゴン・・・!(信者がここにも1人)
キムラック教会絡みの謎が多く提示されています。マクドガルは、キムラックで一体何を見たのか?そして、フェンリルの森の最奥部にあるものとは?キムラック教会は、後半の死の教師との死闘が印象的でした。それ以外はさっぱり覚えてなくて・・・。この辺の話も頭に入れて、続きを読んでいこうと思います~。ドラゴン種族にもコネクションがあるチャイルドマン、すごいぜ!
当時はあんまり気がつかなかったけど、このシリーズ、さりげなく結構人を殺してますよねー。さくさくっと。でも、地人だけは何があっても死なないという。笑。
やっぱり、マクドガルって字の並び、マクドナルドって読みたくなるー。


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