忍者ブログ
読書の記録です。

「別冊図書館戦争Ⅰ」

有川浩/アスキー・メディアワークス

「図書館戦争」のベタ甘全開スピンアウト別冊シリーズ第1弾。堂上篤、笠原郁の武闘派バカップル恋人期間の紆余曲折アソート。登場人物を中心に、図書館の比較的小さな日常事件を絡めて綴ったラブコメ仕様。

最近気分が乗らず、感想を書き逃しています・・・。記憶力悪いのにー、と反省。ちょこちょこ書いていかなきゃ・・・!
言わずと知れた「図書館戦争」シリーズ。私の友人も超はまって、旅行先にまで本を持ってきてました。あのハードカバーを!私も読みたいんですが、今さら買うのも・・・・って感じで。そんな時図書館にあった別冊。漫画(ふる鳥弥生さんの方)は読んでたんで、まあ、基礎はできてるかなあ~とか思いながら借りてきました。
ベタ甘ラブコメとは知っていましたが。身をもって体験していましたが。両思いになってからは、漫画のような恋人イベント続出なんだ~、と笑けました。チューでお泊りで、カレシの部屋で、両親にご挨拶して、同棲するなら結婚しようぜ!と。はは・・・。これだけ丸々一冊だと、のろけだけ聞かされて正直しんどいところを、図書館の事件エピソードに大分救われました。
堂上は、結構いい男なはず。ぶっきらぼうだけど、いざって時に優しいし、実は彼女にベタボレとか、私のツボを押さえているハズなのに、なぜかはまりませんでした。なんでー?小牧はね、もとからタイプじゃないから。(えらそうに。笑。)意外に手塚に胸キュンでした。すごくいい奴ですよね。芝崎と上手くいくといいなあ。
郁はかわいいけど、ちょっとあざとい。というのは同性目線だからでしょうか!かわいくなれない女のひがみでしょうか!「二十六歳純粋培養乙女・茨城県産」にはうけた。ぴ、ぴったり・・・。あと返り血あびて、いい顔して笑うとこも良かったなー。
なんか、斜に構えて読んでしまったのが敗因かしら。恋愛サイドはそんな感じでしたが、笑いの部分はおもしろかったし、図書館を巡る事件も小技がきいていて、ただのつけあわせって感じがしなくて良かったです。さて、次は本編が先か、Ⅱが先か。どっちでもいっか。
今ちらっと調べたら、ふる鳥さんの漫画打ち切りになったそうで。残念~。


PR