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読書の記録です。

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「製鉄天使」

桜庭一樹/東京創元社

鳥取県赤珠村の製鉄会社の長女・赤緑豆小豆は、鉄を支配し自在に操る能力を持っていた。彼女は、やがてレディース“製鉄天使”の初代総長として、中国地方全土の制圧に乗り出す。中国地方にその名を轟かせた伝説の少女の、唖然呆然の一代記。

「赤朽葉家の伝説」で、毛毬さんが描いていた漫画「あいあん天使(エンジェル)!」の小説版?みたいなものでしょうか。私、てっきり毛毬さんの中国地方制覇の話だと思ってたんで、拍子抜けしました。まあ、この話自体、毛毬さんの自叙伝といえば、そうなんですが・・・。違いと言えば、特殊能力のあるなしくらいかしら・・・。12年週刊で続いた長編が小説一冊でまとまるわけがないよなあ。
あらすじは大体本編と一緒なので、目新しいところはなし。むしろ飽きた!笑。間を詰めて読んだのが逆効果になったようです。とはいえ、毛毬さんのキップの良さは好きなので、その点は楽しめました。私は、良くも悪くも真面目な人間なので、こんなハメのはずし方できないなあと。友達と遊んだり疎遠になったりって、ベースは一緒なんだけど。何せレディースですから。
幕間が、ミステリーな雰囲気でしたが・・・。最後には、埋蔵金かいっ!と突っ込んでしまいました。マンガもそういうオチだったのかー。という新発見。
なんだかしまらない感想になってしまいましたが、これ以上感想が思いつかないんだぜ・・・。


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