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読書の記録です。

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「レンタルマギカ 魔法使いの宿命!」

三田誠/角川書店

魔法使いとは、かくも残酷な存在なのか!?“アストラル”の天才陰陽師・猫屋敷蓮は、かつて苦楽を共にした弟弟子の圭から魔術決闘を叩きつけられる。短編集・第2弾!

去年の7月からほったらかしになっていた感想。ライトノベルも積みあがっていて、何とも心苦しい状態。むむむ。
こちらは、長編2巻と3巻の間のお話になっているようです。個人的に短編集は「短編シリーズ」として分けて欲しい派で、順番に読んでいくうえで短編集が挟まるのはいただけない・・・。自分の気分の問題なのですが。まあ、内容は個々にクローズアップしていて、長編を読んでいくうえでの補足となっているので、結果オーライ?
「魔法使いと夏の海」前回知り合った女性神主の鎬さんから、船魂をもとの神社に戻して欲しいという依頼があったそう。慰安旅行と依頼をかねて海へとやってきたいつきたち。今回、アディと穂波はケンカの果てにダブルノックアウト。で、パートナーはまなみとなりました。まなみはかわいくていい子なんだけど、いつき争奪レースでは弱いんだよなあ・・・(えらそう)。猫屋敷さんのふんどし・・・。結構似合うんじゃないかなー。
「魔法使いと学校の怪談」穂波とアディが8歳の時、イギリスでのイニシエーションの話。いつもケンカばかりだけど、お互いに一番の良き理解者であり良きライバル。そのきっかけとなった出来事です。いつきが登場してからは、これに恋のライバルも加わったことになるのかな。三角関係がこじれると、親友でも仲違いすることがあるけど、この2人はずっとこの関係を保って欲しいなあと思います。口絵の小アディがかわいすぎる!
「魔法使いと星祭り」猫屋敷さんと弟弟子の対決!いつもひょうひょうとしている猫屋敷さんですが、実は天才ですごい人。この弟弟子の石動圭は、この後の物語にもからんできます。ここでは猫屋敷さんに歯が立たなくて、いいとこ無しでしたが、次ではなかなかやってくれるんですよー。くだぎつねで、ゲームの“大神”を連想しちゃった・・・。あいつもなかなか手強かった・・・。
社長、今回もなかなかいい仕事をしてます!


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