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読書の記録です。

「煉獄のエスクード 2」

貴子潤一郎/富士見書房

あれから八ヶ月。薫は、正式にエスクードの一員となるため、バチカンを訪れる。が、たまたま教皇庁を訪れていたクラウディアによってフィンランドのとある村で、潜入捜査をすることになる。

短編でも良かったのでは?という感じのエピソード。無駄にエロ度もアップしてましたし・・・。ファンタジア文庫でこんな表現を使っていいのかなー。「デビル」とか「RoomNo」とか、最近、ファンタジア文庫の方向性がいまいち良くわからないと思う時があります。そういうのが読みたければ官能小説を買えばいい話ですからねえ。あえてファンタジアでやる意味が良くわからない。
それは置いといて。
うーん、薫君がたくましくなりましたよー的なことが言いたかったのでしょうか。話の内容は薄い、という印象。今後、アイリスが見習い魔術師として登場するのが楽しみです。絶対いつか出るはず!と根拠も無く確信しています。クラウディアの調子の良さが好きです。しかも、実力が伴っているところがかっくいー。薫君は良い子なのですが、脇キャラが濃すぎて目立ちませんよね。不憫・・・。ともぞさんの挿絵は、またまたパワーアップしていましたね。毎回密かに期待しています。
次巻では、真澄兄さんが登場するようです。うわー、楽しみだー。
相変わらず年上の女性に振り回される主人公。・・・著者の願望ですか?笑。


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