「ミッキーマウスの憂鬱」
東京ディズニーランドのバイトになった21歳の若者が、友情、トラブル、純愛など様々な出来事を通じ、やがて裏方の意義や誇りに目覚めていく。
・・・純愛?
えっと、どこに純愛が転がっていたのでしょうか・・・。
ま、いいか。
どこまで本当のことかはわかりませんが、ディズニーランドの裏舞台がメインです。ディズニーランドは色々な感覚が狂う恐ろしい場所です。あのミッキー耳カチューシャを買おうか本気で悩みましたから。
職場が遊園地だろうと水族館だろうと、組織である以上、上下関係も派閥もあるだろうという想像は容易につきますが。勝手に理想を作りあげて、暴走して、勝手に幻滅して。いや、この人かーなーりー、うっとうしい人です。
しかしながら、彼はやがて正社員との壁を越えて、シーとランドの壁も越えて、ディズニーランドの危機を救うのです。ここらへんの盛り上がりは熱いのですが、ふと振り返ると、これって勤務初日含めて3日間の話なんですね、これが。
仕事に対して、意義や愛着を感じるのに、いくら何でも3日間は早すぎると思うのですが。
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