「12月の銃と少女」 本 2007年08月14日 吉田茄矢/富士見書房上司と衝突し、アトランタに飛ばされてきた新米刑事のホンダ。今度の上司はなんと13歳のガキ。爆破事件の容疑者・美少女ヴィスコを追ううち、彼女の仇討ちに手を貸すことに……。三人の奇妙な追跡劇の行方は!? ヴィスコ嬢がプリチーです。かぼちゃパンツは必見ですよ!もっと出番があっても良かったのに・・・。ヤクザと拳銃が出てきて、ついでに一人称とくればもう、ハードボイルドですねえ。謎解きもあるのですが、別にどうでもいいや・・・、と考える事自体を放棄してしまいました。そそられない。後半盛り上がりもいまいち。シリアスなシーンでのホンダのツッコミは逆効果だと思います。変な余裕がありますヨ・・・?逆に、前半から中盤にかけてのホンダの呟きやらツッコミはとてもおもしろかったし、入れるタイミングが絶妙で読んでて楽しかった。話のテンポも良かったですし。相棒ものということですが、突っ走るホンダをカバーするウォルターが非常に憐れなだけで、友情や信頼というものとはかけ離れた印象です。表紙買いだったのですが、想像以上に楽しめました。良かった良かった。 PR