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読書の記録です。

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「死神の精度」

伊坂幸太郎/文芸春秋

ある時は恋愛小説風に、ある時はロード・ノベル風に、ある時は本格推理風に。音楽を愛する、クールでちょっとズレてる死神が出会った6つの物語。

平均よりは、全然おもしろいレベルだと思うのですが、何か物足りない・・・。
こう、いつものすかっとした爽快感が今ひとつだったからかな?
死神の千葉さんがかわいい。「ミュージック!」と思わず反応してしまうところとか。「死んだ牛はうまいか。」は笑えた。ミュージック、いいよねえ。音楽の無い生活なんて考えられない。死を達観した価値観には同意できないけど、音楽を愛する心には賛同できる。
でも、残念ながら「チルドレン」の方がおもしろかった。次回に期待します。


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